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Livraria de Rakumarō

子供にも読ませたい!歴史を漫画で学べるおすすめの本【日本史・平安〜鎌倉】

偉人の伝記や歴史は漫画になっていることも多いですよね。

子ども用だろ、と思われる方もいるかもしれませんが、実はそこらの漫画よりも面白いものがいっぱいあるんです!

筆者自身、小さい頃これらの本ばかり読んでいたおかげで、古典や歴史の成績は何もしなくても点数取れたほどです(笑)

今回は歴史に興味がある人も、そうでない人も楽しく学べる「まんがで読む古典」シリーズをご紹介します。 学校で勉強する古典からマイナーな古典まで揃えていますので、ぜひ気になったものはチェックしてみてください。

枕草子

まずは教科書にも載っている代表作から。

枕草子は、著名な歌人を父にもつ清少納言が、天皇のお妃である中宮様に仕えていた日々を描いている当時の日記です。

この漫画は学習用の漫画とは思えないほど、キャラクターが生き生きとしていて、ストーリーも面白い。 勉強のためだけでなく、漫画が好きな人にも受けること間違いなしの1冊です。

和歌や漢詩なども難しくならない程度に盛り込まれていますし、宮中の恋愛事情や当時の生活の様子が伝わってきます。絵が可愛くて、学園モノの少女漫画よりもキュンキュンしますよ!

 

更級日記

清少納言より少し後の時代。 ちょっと物語オタクな少女の日常を記録した更級日記は、平安時代を生きた夢見る等身大の少女の物語です。

更級日記自体は、マイナーな古典なのでなかなか知らない人も多いかもしれません。

血筋からいうと高貴な生まれのお嬢様である作者なのですが、父親の仕事の都合によりど田舎に引っ越すことに。 退屈な世界の中で、当時描かれた源氏物語の世界にのめり込んでいきます。

少し物語的に脚色はされていると思いますが、いつの時代も恋愛物語にハマってしまう女子の性質は変わらない、ということがわかります。

最後は夢の終わり、少女時代の終わり方が本当に切なく、現代にも通じる作品です。

 

蜻蛉日記

好きな人と結ばれる、なんて幸せな恋物語とは一線を画した物語です。

平安貴族の恋愛や結婚って、現代よりもすごく曖昧なものだったんです。 当時の恋愛の辛いところ、苦しいところ、幸せなところのすべてが描かれているのが、この蜻蛉日記です。

蜻蛉日記自体は、暗いお話として現代語訳されることが多いのですが、この漫画では主人公の喜怒哀楽がわかりやすく書かれているので、そこまで悲観せずに読むことができます。平安時代の妻、そして母の一生を読むことができる一冊です。

源氏物語

当時の平安女性、更級日記の作者もハマったという平安の夢物語ですね。

源氏物語に関しては、色々な漫画や小説がでていますので、この本だけをおすすめはしません(笑)ぜひ読み比べていただくと面白いと思います。

この漫画では、とても長い源氏物語の中で押さえておきたいエピソードがぎゅっとまとまっています。

徒然草

徒然草って男の人が書いた文章だけあって、平安時代に書かれた物語よりも難しい内容が多いのですが、この本は、内容を理解するのにも役立ちましたし、普通に漫画としてとても面白いです。

他の作品と違って、”妖怪”というファンタジーな要素が加わっているので余計読みやすいのかもしれません。 古典の教科書では、必ずと言っていいほど紹介されている作品なので、ぜひ読んでいて損はないと思います。

 

あとがき

筆者の家では、基本漫画は一切買ってもらえなかったのですが、この歴史漫画シリーズはセットで揃っていました(笑)

小さい頃から読む漫画がこれしかなかったおかげで、高校生で古典の授業が始まった時は、古語を勉強しなくても当たり前に染み付いていたという実体験があります。。

他にも偉人の漫画とか、科学の漫画とか、小さい頃に漫画で読んだ知識は記憶に残っていて、忘れにくくなりますよね。

お子さんに勉強してほしいと思っている親御さんは、子供に「漫画買って」と言われる前に、こういった漫画で本棚を埋め尽くしておくのもいいかもしれません。

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