身分違いの恋を描いた漫画の醍醐味といえば、ときめきだけじゃなく、なかなか報われない切ないストーリーも魅力的ですよね。
執事×お嬢様、皇帝×平民、貴族×庶民、王女×従者...。
様々なジャンルの中から、今回は物語には欠かせない「王子様」との物語を描いた漫画をまとめてみました!
目次
ヒロインを見守る王子 「赤髪の白雪姫」
赤髪を持つ白雪と、隣国の王子・ゼンとの、友情と成長と恋愛を描いたファンタジー。
少女漫画には珍しく恋愛要素以上に、周囲との関係や、自分の足で人生を切り開いていく依存するだけじゃない2人の関係が、とても繊細に描かれています。
宮廷薬剤師という設定がとても素敵で、もどかしい2人の関係にやきもきする作品。既刊19巻。
ちょっと危ない王子 「プライベートプリンス」
「はぴまり」などで人気の円城寺マキ先生が描いた、王子ウィルフレッドと真面目な女子大生のドキドキラブコメディ。
一見王道のストーリーですが、巨乳がコンプレックスの女子大生と王子様の学園生活が面白い(笑)全5巻完結。
アラビアンな俺様王子 「砂漠のハレム」
ジャルバラ王国第三王子カルムの目に留まり、30人目の側妻に迎えられたミーシャ。
アラビアンな作品は数多くあれど、ここまでヒロインが魅力的な作品は珍しいのでしょうか。男らしいけど照れ屋なツンデレヒロインが、とにかく可愛いです。
現代風ピュア王子 「王子が私をあきらめない!」
王家の血筋をひき、眉目秀麗・頭脳明晰、楽器を演奏すれば有名作曲家が失神する腕前。喜びを表せばバラが舞い、恋をすれば虹がでる。そんなとんでもない王子様に好かれた一般庶民の女の子と王子の胸キュンラブコメディ。
ここまでとんでもない設定なのに、王子様がとにかく純粋で心がキレイすぎるせいで、読者の心も浄化されていくという謎の作品。
これはギャグなのか…いや王子は本気。超ハイテンションラブコメディです。
寡黙なギャップ萌え王子 「ひみつの姫君うわさの王子」
「狼陛下の花嫁」で大人気の、可歌まと先生の初コミック作品。
ひたむきに頑張るヒロインの原点はここにあったのか…!純粋で一生懸命なヒロインに好感が持てるおすすめの作品です。
ストーリーは王道ですが、悪名高い王子様のヒロインを想うギャップに最高に萌えます。どこまでも純粋な2人の、爽やかなロマンスをどうぞ。全2巻完結。
いい香りがしそうな王子 「紅茶王子」
お茶会同好会の3人が、満月の夜に出会ったのは、紅茶王子のアッサムとアールグレイ。
願いを3つかなえてくれるという紅茶王子と過ごす、ほのぼの(たまにシリアスな)学園ファンタジーです。
ファンが多く、続編や関連作品などがたくさん出ています。
7巻までは序章。読めば読むほど紅茶王子達の魅力の虜になっちゃいますよ!全25巻。
続編「桜の花の紅茶王子 」も全13巻で完結しています。
敵国のツンデレ王子 「黎明のアルカナ」
敵国の王子へ嫁ぐことになったヒロインと、次第にヒロインに想いを寄せるようになる王子、幼い頃からヒロインを守ってきた従者。3人の想いが複雑に絡まる、ロマンスファンタジー。
主人公の過去や、違う種族が暮らす世界観が切なく、最後は涙なしでは読めませんでした。全13巻完結。
目が離せない、心配な王子 「Fleur」
恋をすると目が見えなくなってしまう王子様と、半人前の香料師・フィナの物語。
最初は患者と治療者として接していく2人ですが、やがて王子に惹かれていく自分に気づくフィナ。果たしてその恋の行方は…?
花や香水瓶など、とにかく可愛いもので埋め尽くされたロマンチックな世界観が魅力的。既刊3巻。
どこまでも一途な王子 「花盗人は王子様」
高級ホテルのスイートルームに花束を届けるよう依頼された花屋の花凜。 そこで待っていたのはエキゾチックな魅力と、自信をたたえたエメラルド色の瞳をもつレガリア国の第二王子リオンだった!
絵柄はいまの少女漫画よりも古く感じられるかもしれませんが、気にならないくらいストーリーがおもしろい。女性を花に例えるところが王子様、って感じですね。
二面性が萌える王子 「王子様の下僕になりまして」
LINEマンガにインディーズで連載されていた、めもこさんの作品。「これ無料で読んでいいんですか、と思うくらい素敵な作品。
最初はギャグラブコメかなと思ったのですが、読み進めていくうちにそのしっかり練られたストーリーと伏線に驚愕します!完結後も何度も読み返しました。
全111話で本編は完結しています。いつまで無料で読めるかわからないので、ぜひお早めに…!
あとがき
王子萌えに目覚めること間違いなしのラインナップになりました(笑)
筆者的には、貴族もの=Sっ気あるヒーローが多い、皇帝もの=ギャップ萌えなイメージがあります。
貴族や皇帝ものと違って、王子様は純粋なイメージ。少し子供っぽさの残る行動や言動、ヒロインに言われたことはちゃんと守るところとかに萌えます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!