小さな星がほらひとつ

あらいぐま書店

Livraria de Rakumarō

生物・歴史・古典まで!子供にもおすすめの勉強になる学習漫画10選

「ブラックシャック」をきっかけに医者を目指したり、「宇宙兄弟」で宇宙に興味を持ったり、将来を決めてしまうこともあるほど漫画の影響力ってすごいですよね。

漫画って一回読めば頭に残りやすく、楽しみながら読めるので、子供の興味の幅を広げるのにもぴったりなんです。

今回は読んで損はない、 教養や知識を学べる学習漫画を、科目別にご紹介します。

学習漫画といっても、ストーリーもイラストも普通の漫画以上におすすめできるものばかりなので、漫画好きの方もハマること間違いなしです。

漫画で『生物』を学ぶ

万物の創造主・神様が、生き物のデザインと製造を委託しているという設定から始まる衝撃の作品。デザイン部が次々と神様のリクエストに合いそうな生き物を考えます。

ちゃんと生存可能な動物か、生物や物理などの知識を交えて話しているのが面白いです。 色々な生き物が次々でてくるので、興味の幅が広がりますよ。

人間の体内で働く数々の細胞たちにスポットをあて、体の中で行われている攻防戦をわかりやすく描いた細胞擬人化漫画。

細胞たちの性格もうまく生かして、バトルギャグコメディに仕上げているのがすごい(笑)

小学生から中学生、高校生まで楽しみながら病気の仕組みや体内の働きが分かる、面白いのに勉強になるの作品です。

「菌」の存在を肉眼で視認できるという不思議な能力をもつ主人公は東京の某農大に入学します。農大を舞台に、沢木と研究室その他の仲間達、そして菌が活躍したりする大学生活を描いたキャンパスコメディ。

菌とウイルスに纏わる様々な騒動に巻き込まれていくので、自然と菌について詳しくなります。ノイタミナでアニメ化もされた人気作。全13巻完結。

漫画で『医療』を学ぶ

東都大学附属病院に勤める脳外科医・南方仁(みなかた じん)は、ある日病院を脱走した患者を追ってもみ合いになり、幕末の1862年にタイムスリップしてしまいます。電気も消毒薬も抗生物質もない世界で、それでも目の前の人を救おうと、現代の知識を駆使し、江戸の病気と戦っていくSF作品。

治療はその時代にあるものを使って行わなければならず、その工夫や知識量に脱帽します。医療ものといえば「ブラックジャック」や「医龍」など色々とありますが、リアルな医療技術という点においての工夫が素晴らしい作品です。

漫画で『社会』を学ぶ

新人ケースワーカーの目を通して、生活保護のリアルに迫る青春群像劇。

かなり重いテーマですが、社会の現状を伝えようとする作者さんの気持ちが伝わってきます。 社会の「自己責任」という風潮が強まる中、”生活保護制度”という制度に対して真摯に向き合った作品。

否定派も肯定派もまず読んでほしいですし、若い人にも様々な価値観や考え方、生きることに苦悩している人の現実を教えてくれる道徳的な作品です。 

漫画で『日本史(歴史)』を学ぶ

戦争終了後の激動の時代、日本を導いた昭和天皇の人生を、圧倒的画力で描いた話題作。

日本の歴史を知る上で、”天皇”という存在とその変遷は欠かせないもの。いまの日本はどんどん無宗教や個人主義に拍車がかかり、形のない国民性に変わってきていますが、過去を知れば理解できるようになることもたくさんあると感じる作品です。 

漫画家・水木しげる先生が、関東大震災から始まる昭和の歴史を漫画で描いた作品。

海外でも評価が高く、日本人より読んでる人も多いかもしれません。 年代別にシリーズで出版されています。水木しげる先生の自叙伝的な面もありながら、しっかりと歴史的裏付けと、当時の情景が描かれているおすすめの歴史漫画です。

漫画で『古典』を学ぶ

枕草子は、著名な歌人を父にもつ清少納言が、天皇のお妃である中宮様に仕えていた日々を描いている当時の日記です。

この漫画は学習用の漫画とは思えないほど、キャラクターが生き生きとしていて、ストーリーも面白い。 勉強のためだけでなく、漫画が好きな人にも受けること間違いなしの1冊です。和歌や漢詩なども難しくならない程度に盛り込まれていますし、宮中の恋愛事情や当時の生活の様子が伝わってきます。絵が可愛くて、学園モノの少女漫画よりもキュンキュンしますよ。

日本最古の物語として有名な「源氏物語」です。当時の平安女性、更級日記の作者もハマったという平安の夢物語ですね。

源氏物語に関しては、色々な漫画や小説がでていますので、この本だけをおすすめはしません(笑)ぜひ読み比べていただくと面白いと思います。

この漫画では、とても長い源氏物語の中で押さえておきたいエピソードがぎゅっとまとまっています。

教科書にもでてくる、鎌倉時代初期の吉田兼好の著書「徒然草」を、ファンタジー風に描いた作品です。

徒然草って男の人が書いた文章だけあって、平安時代に書かれた物語よりも難しい内容が多いのですが、この本は、内容を理解するのにも役立ちましたし、普通に漫画としてとても面白いです。

他の作品と違って、”妖怪”というファンタジーな要素が加わっているので余計読みやすいのかもしれません。 古典の教科書では、必ずと言っていいほど紹介されている作品なので、ぜひ読んでいて損はないと思います。

あとがき 

漫画読んでるだけで、自然と勉強できるって一石二鳥ですよね。今回はしっかり知識が学べるけれども、漫画として面白い作品をあつめてみました。

授業にでてきそうな内容中心に紹介したので、それ以外の雑学的な面白さのものもまだまだたくさんあります。そちらはまた別の機会に。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!