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今読んでも面白い!90年代『りぼん』の懐かしい少女漫画8選【完全版・文庫版】

1990年代のりぼんといえば、 『姫ちゃんのリボン』『マーマレード・ボーイ』『ご近所物語』などの有名作品が多数掲載された黄金期。

当時のりぼんで連載されていた作品は、今読んでもハマってしまうくらい名作ばかりなんです。今回は90年代のりぼんで連載されていた、おすすめの作品をご紹介します。

姫ちゃんのリボン

中学1年生の野々原姫子(ののはらひめこ)は、かなりお転婆な女の子。

ある夜、姫子と瓜二つの顔をした魔法の国の王女・エリカが現れ、王家を継ぐための修行として、自分にそっくりな”姫子”の日常を水晶玉を通して1年間観察させてほしいと言われます。その代わりに、他人に変身できる「魔法のリボン」を貸してくれると言うエリカ。絶対に知られちゃいけない魔法の力で、姫子のドタバタな毎日が始まります。

もし魔法が使えるようになったら…という女子の夢が詰まった作品。幼い頃から一緒のぬいぐるみ”ポコ太”が動いてしゃべる様子はとにかく可愛い。姫子自身の成長と、かっこよく助けてくれる大地との関係も必見!

こどものおもちゃ 

倉田紗南は小さいころに入った劇団こまわりでデビューし、映画やドラマにも出演している、人気子役タレント。そんな彼女の悩みは、学級崩壊したクラス。ボス猿・羽山秋人によってクラス内の男子が暴れ、授業のできない日々を送っていました。

紗南は羽山の不良の原因が、家族の不仲と確執だと知り、親子の仲を改善させようとしますが…。

学級崩壊、学校の抑圧、家庭崩壊、離婚、マスコミによる意識操作、バッシングなど現代の社会問題を「こども」の視点で語った衝撃の作品。大人になってから読むと、当時は気付けなかった色々な感情が湧き出てきます。

ママレード・ボーイ

高校生の光希は、ある日いきなり両親から「離婚する」ことを告げられ、ハワイ旅行で出会った松浦夫婦と、お互いパートナーを交換して再婚するという衝撃の発言をされます。光希の反対も虚しく、松浦夫妻の息子・遊も含めて、6人で共同生活を送ることに。一緒に暮らす遊に惹かれ始めていく光希。周囲の友人との関係も少しずつ変化してきて…。

気になる男の子との同居生活と、甘酸っぱい青春を描いた作品。 なんと13年後を舞台に、光希と遊の両親たちに新たに生まれた妹と弟を主人公とした続編『ママレード・ボーイ little(リトル)』が連載中です。

神風怪盗ジャンヌ 

日下部まろんは一見普通の高校生。しかし、実はその正体は巷を騒がす怪盗ジャンヌ・そしてジャンヌ・ダルクの生まれ変わり。

準天使フィン・フィッシュに導かれ、神の娘として美術品に憑依した悪魔を回収し、失われつつある神の力を取り戻すまろん。しかし、そこには壮絶な物語が秘められていた。

前世・生まれ変わり・天使と悪魔などファンタジー要素が多いながらも、一人一人のキャラクターの過去が辛く、心にずっしりくる作品。いま読んでも涙が止まりません。

赤ずきんチャチャ   

赤いずきんがトレードマークのチャチャ、世界一の魔法使い・セラヴィー、幼馴染でボーイフレンド兼ペットの狼男・リーヤ、チャチャに一目惚れした・しいね。

強烈なキャラクターたちが巻き起す、魔法の国のうらら学園を舞台にした、見習い魔法使いのチャチャとその仲間たちの学園ギャグコメディ。

ほぼギャグですが、たまに切なくなったり、ときめいたり…笑ったり泣いたりが感情が素直にでる作品です。

グッドモーニング・コール

両親の帰郷に伴い、中学卒業までの残り約半年を1人で暮らすことになった吉川菜緒。

ところが不動産屋に騙され、ダブル契約が発覚!なんだかんだあって、学年一のモテ男・上原久志と一緒に暮らしはじめることに。

一緒にご飯を食べたり、喧嘩したりしているうちに少しずつお互いのことをしっていく2人のほのぼの同居ラブコメです。大きな事件はないのに、何回も読んでしまうのは、ひとえに上原くんの格好良さでしょう(笑)

続編に菜緒と上原くんが大学生になった『グッドモーニング・キス』が連載中。最近ではこちらの方が巻数が多くなっています(笑)

ベイビィ★LOVE  

小学6年生でありながら、大人びた容姿と美貌をもつ有須川せあらは、ずっと片想いしている高校生・瀬戸柊平に近づくため、まんまと瀬戸家に転がり込みます。小学生とは思えない行動力で猛アタックするせあらでしたが、なかなか相手にされず。それでも諦めないせあらの思いは、やがて年の差の壁を乗り越えて…。

凄まじい性格の主人公なんですが、ここまで全力で恋をしている少女漫画は他にないのではないでしょうか。周りの心を動かすほどの行動力を、見習いたいです。小学生の時、せあらに憧れた女子も多いはず!

天使なんかじゃない

創立されたばかりの新設高校の生徒会を舞台に、生徒会役員に選出された高校生達の学園生活と友情、恋模様を描いた作品。

私立聖学園の第一期生・冴島翠は2学期早々生徒会役員候補に担ぎ出され、その日の午後に立会演説会でスピーチする羽目になってしまう。以前から気になっていた須藤晃と、麻宮裕子、瀧川秀一、河野文太の5人で生徒会役員となった翠の、かけがえのない青春の一ページを描いた名作。

切ない気持ちを抱えながらも、笑顔を絶やさない翠に励まされた人も多いはず。複雑な人間関係が、大人になった今だからこそ胸にしみます。

番外編:りぼん創刊60周年記念 描きおろし読みきり集

ママレードボーイやグッドモーニングコールは続編がでていますが、なんとその他の作品も読切としてその後やスピンオフが描かれているんです。

『ベイビィ★LOVE ―10yearsafter―』では、せあらと柊ちゃんの10年後のどきどきの関係が!りぼんっこ待望の『その後』のストーリー。この一冊でしか読めない貴重な読切になっています。

あとがき

面白い作品は、何年経っても面白いですね。最近読み返してあらためて購入したくなってしまいました。

大人になってから読み返すなら、書き下ろしの表紙も魅力的な完全版がおすすめです。

冊数も少なくまとまっているので、手元に置いておくにはぴったり。さらに文庫版なら持ち歩きにも便利ですよ。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

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