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コナン『ベイカー街の亡霊』にでてくる教会を探してみた【ロンドン・聖地巡礼】

 

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イギリス・ロンドンにワクワクする理由の1つに、『名探偵コナン』にでてくる建築やモチーフを探すという楽しみがあります。

今回は、コナンの中でも大好きな映画『ベイカー街の亡霊』にでてくる、ホワイトチャペル地区のセイント・メアリー教会を探してみました。

すごくマイナーですが、作中でジャック・ザ・リッパーの2番目の殺人が行われ、コナンが調べに行く"あの教会"です(笑)

果たして実在するのか?実際にホワイトチャペル地区を歩き回ってみた結果をご紹介します。

さっそくホワイトチャペル地区へ

ホワイトチャペル地区は、ロンドンの東側にある一角です。

2本の大きな道路に挟まれた一角と、その周辺あたりですね。

最寄駅は、オルドゲート駅(Aldgate East Station)ですが、今回は大きめの駅、リバプール駅(Liverpool Street Station)から歩いて向かうことに。

主な位置関係はこんな感じ↓

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昔こそ売春宿などが密集し、治安の悪さで有名なホワイトチャペル地区ですが、近年は観光客もいて、それほど危ない印象は薄れています。

ジャック・ザ・リッパーの縁の地を巡る観光客向けのツアーがあるくらい、『切り裂きジャック』で有名な場所ですね。

ジャック・ザ・リッパーが犯行を行ったり、関連場所の地図があったので、こちらも参考に歩き回ることに。

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ジャック・ザ・リッパーのツアー案内所と、犯行現場マップ(青い印)↑

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実際に殺害現場とされているところ↑

もちろん、夜の一人歩きはホワイトチャペルに限らず危険ですのでご注意ください。

まずはホワイトチャペル地区およびその周辺にある協会の捜索からはじめました。

セイント・メアリー教会はいっぱいある!?

Google Map で検索すると、"st.mary church"がいっぱい。
ただどの協会も、「ホワイトチャペル地区」内には引っかかりません(泣) 

とりあえず近くにあるst.maryを訪れてみた

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St Mary Moorfields R C Church(セイント・メアリー協会)

住所:4-5 Eldon St, London EC2M 7LS

ホワイトチャペル地区から1番近い、セイント・メアリー協会です。

住所がホワイトチャペルではないし、殺害が行われた芝生らしきものが見当たらないですね…。街中にギュウギュウ詰めに建っています。

そもそもホワイトチャペル地区にある教会で、殺人現場のような芝生が隣接されているものは少ないようです。

意外と少ない?芝生・柵のある協会の探索を開始! 

そこで当たりをつけたのが、

St George In The East Church(セイント・ジョージ協会)
住所:14 Cannon St Rd, Whitechapel, London E1 0BH

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芝生付き、住所はホワイトチャペル、ジャックザリッパーの出現マップとは少し場所が離れますが、まぁ許容範囲内。

ということで、歩いて向かいます(`・ω・´)

道中はいかにもホワイトチャペルらしい家々が広がり、集合住宅が並びます(下図右側)

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と思ったら道路にもくもくと煙が…。

火事か?!放火か?!と思ったら、柵の中から楽しそうな子供の声。

どうやらかなりダイナミックなバーベキューをしていた様子。

昔こそ売春宿がならび、イメージが悪かったこの地区ですが、いまではイスラム系の人が多く住む家族世帯も多いエリアなのです。

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さて、第一候補の教会に到着。

これが想像以上に素晴らしい教会でした。

入り口までのアーチ、エントランスの前にある吹き抜け。

素朴ながら、とても器の大きい雰囲気が漂っています。 

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「誰でも自由に入っていいよ」的なことが書かれていたので、遠慮なく中へ入ります。

近所の小学校の授業で使われるのか、子ども向けのお知らせやイラストがあり、ほのぼのしました。地域にひらけた教会という感じ。 

控えめだけれどきれいなステンドグラスと、温かみのある木の椅子が並べられていて、思わず祈りたくなる、なんとも温かみのある教会でした。

 

さて、本題。

教会の裏に回ると大きな芝生があり、ホームレスが1人、近隣住民とみられる女性が1人、ベンチでくつろいでいます。

f:id:mimi_shiro:20180828173037j:plainさっそく殺人現場になりそうな芝生、教会、鉄柵のコラボを探してみることに(おい)

 

この辺かな…?

 

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うん、それっぽい。

ただコナンが歩いていたような鉄柵が近くにはないので、可能性としてはありですが、とりあえず保留。

けれど、有名なセントポール大聖堂よりも感動したのはここだけの話です。
その後もホワイトチャペルの教会を歩き回りつつ、芝生、鉄柵、教会のコラボを探します。

ついに発見?有名すぎるあの場所だった!

ホワイトチャペル地区はそんなに広くないのですが、流石に2時間近く歩きっぱなしでヘトヘトになっていた頃。近くのマーケット(屋台などがある)で休憩しようと北上していると、

あった!1番有名だけれどここではないだろうか!

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Christ Church Spitalfields(スピタルフィールズ協会)
( Commercial St, London E1 6LY)

この協会、この地区では1番有名で、観光名所になっているんです。

街の真ん中にあったので、まさかと思ったら鉄柵!!

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そして、教会の真横に芝生!

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っぽい!それっぽい!


名前は違うけれど、モチーフとしてはばっちり。

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殺害現場になりそうな場所の写真をぱしゃり。ゴミが散乱しているのもなかなかいい感じです。

結論

というわけで、結論は、

コナン映画内で『切り裂きジャック』による第2の殺人が行われた場所のモチーフは

スピタルフィールズ教会ではないか。

ただし名前はこの土地でメジャーな”セイントメアリー”を使っているのでは?

という推測でした。

その他の候補地になりそうだったのはこちら

Saint Matthew's Church Gardens(セント・マシュー教会庭園)
住所:5 St Matthew's Row, London E2 6DT

 

ホワイトチャペルよりだいぶ北上してしまうので、今回は探索を断念。

St. Mary the Virgin(英国国協会)
住所:Rotherhithe, St Marychurch St, Rotherhithe, London SE16 4JH

 

こちらはメアリーの名前がある。テムズ川を挟んで反対岸だったため、こちらも断念。


ちなみにこのスピタルフィールズ協会付近ですが、リバプール駅からもほど近く、おしゃれなお店がたくさんありながらも、カジュアルでおすすめ。

近くに行った時はぜひスピタルフィールズマーケットも行ってみてください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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