あらいぐま書店

Livraria de Rakumarō

『銀魂』本誌最終回までの3話(第696~698訓)の感想・考察【ネタバレ注意】

『銀魂』最終77巻は、2019年春に発売!!!

ということで、1~76巻までを、5日間かけて読み返した管理人です=゚ω゚)ノ

今回は76巻のその後。

本誌派が読んだジャンプ最終回までの3回のエピソードを振り返っていこうと思います。

それではどうぞ!

※ネタバレを含みますので、アニメ派・単行本派の人は十分ご注意ください

銀魂 第696訓「安酒」感想&考察

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(出典:銀魂 77巻)

最終回まであと3回と銘打たれたこの回。

ゴリラ(近藤さん)とゴリラ(バブルス王女)の結婚騒動により、「猩猩星母艦」に搭載されていた緊急システム「バラ売りモード」が発動。

バナナ型母艦は4つに分解されて、そのうちのひとつが星芒教(奈落と天導衆の残党による宗教組織)の艦「九曜」に激突して、そのまま地球に落下してしまいました。(呆気ないw)

ターミナルに突き刺さった「九曜」と、江戸上空で繰り広げられる戦いをレポートする花野アナ。

ラ江戸の危機を救ってくれるはず!と堂々とTVに映るストサムラ・長谷川泰三(マダオ)でしたが、「口腔を焼く呪われし炎(口内炎)」など色々理由をつけて戦えないアピールが繰り広げられます。

一方、ターミナルに墜落した「九曜」ですが、星芒教たちはターミナルを直接奪取する作戦に切り替えます。

敵を倒しながら、ターミナルへ向かう銀時・桂・高杉の3人に、無線機から坂本の声が届きます。

「三馬鹿、神とやらは地に落ちた」

「今ならお前らの手も届く…いってこい」

「そこにおるのは滅ぶべき虚(かみ)か、それとも救うべき師か、解りゃせんが」

「ただ一つ確かなのはいかなる道をゆこうとも 友はここにおる」

「何を失おうと、何を得ようと、それだけは変わらぬ、忘れるな」

「これはお前(まん)らだけの戦いじゃない わしらの戦いぜよ」

坂本さんの、カッコいい台詞に胸が....。

「虚」を打つことでどんな結末が待っていたとしても「友」はここにいる、ということですね。やっぱりこの4人の絆はしびれます。

 

真選組も戦い、走り出した神楽と新八の後ろ姿。

逃げ惑う長谷川さんと花野アナ。ヤケになった長谷川さんが「スンマセン!!」と頭を下げると、なぜか爆発が起こり、敵が吹っ飛んでいきます。

その後も長谷川さんがあらゆる土下座を披露する度に面白いように爆破されていく敵。

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(出典:銀魂 77巻)

英雄なんてチヤホヤされても、前よりも楽しくない、とセンチメンタルに語り出す長谷川さん。

最後は長谷川さん自身も爆発で吹っ飛んでしまいます。

ビルの上に立つ二つの影。ハタ皇子と爺やの「すいませんでした」というセリフで締めくくられます。

 

謎の爆発の正体は、ハタ皇子(と爺や)がビルの上から手当たり次第敵を倒していただけというね。

まさかのここにきてマダオ回でした。(続く↓)

銀魂 第697訓「万の絆」感想&考察

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(出典:銀魂 77巻)

何処かへ向かう新八と神楽。

新八は銀時がいなくなった後も万事屋を続けていたのは、一歩も前に進めずにいただけだ、と神楽に本音をこぼします。

「僕は二年間、その場にうずくまってたんだ。カッコ悪いだろ」

ところが神楽も、定春を元に戻すために奔走した二年間は、定春の帰ってくる万事屋を壊していただけだとこぼすのです。

「ほしかったものはずっと前からそこにあった」

「なのにそれを捨ててまで、私は一体何を取り戻そうとしていたんだろう」

二人がたどり着いたのは万事屋の建物の前でした。

すると店の中からお登勢さんが...。

「こんな時だからこそ一杯やりたい、そんなことを言い出すバカがいきつく街だろここは」

「ここくらい開いててやんないと、アイツら行き場を失っちまうだろ」

「それに…そろそろ帰ってくる頃だと思ってたからさ、万事屋(アンタら)が」

どんな状況下でも帰る場所を作っていてくれるお登勢さんは、やっぱりイイ女ですね。

一方、戦場では相変わらず死にそうなハタ皇子と爺やと長谷川さん。

そこへ紫雀から通信が入ります。

「この戦場には、敵か味方かわからない奴がウロついている。くれぐれも気をつけろ」

宇宙船内部には、小柄な謎の人物の姿が。謎の人物の攻撃によって、小型宇宙船はハタ皇子たちを乗せたまま、地面へと落ちて行きました。

一方、スナックお登勢では、お腹をすかせた神楽の食欲が止まりません。

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(出典:銀魂 77巻)

まるで1巻のやりとりを再現しているかのようなシーンです(↑)

銀時と万事屋が繋いできた「無数の万(よろず)の絆(いと)」は、銀時がいなくなっても変わりません。

神楽「アイツは、ずっと私達の願いを叶え続けていたネ」

「なのに肝心の自分の願いは誰にも告げる事なくいってしまった」

「つながり続けろなんて言うつもりはないネ」

「もう誰かの願いを叶える必要も…ただ今度は私達の番でしょ」

「今度は私達が銀ちゃんの願いを叶える番アル」

新八&神楽「私(僕)達は坂田銀時のためにもう一度万事屋になります」

新八「みんなの願いを叶え続けてきた万事屋(あのひと)の願いのために、それが僕らの決めた万事屋の最後の仕事です」

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(出典:銀魂 77巻)

店の前には、お妙さんに続いて、九兵衛、さっちゃん、月詠と歌舞伎町のみんなが集まります。

「私達は、今、ここで、つながっている。」

「私達が、万事屋(あなたたち)の万事屋(よろずや)よ。」

(続く↓)

銀魂 最終訓(第698訓)「最終回を越えて行け」感想&考察

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(出典:銀魂 77巻)

万事屋が繋いだ絆(いと)で、万事屋をもう一度繋げるために集まった仲間たち。

お登勢さん「こんだけの人間が力を合わせれば叶えられるかもしれないね」

「銀時(アイツ)の願いが…万事屋(あんたたち)の願いが何であろうと」

「持ってきな、そこに多分銀時(アイツ)の願いを叶えるのに必要なもんがある」

お登勢さんに渡されたのは、かつて3人が万事屋だった時の神楽と新八の服でした。

お登勢「アイツに伝えておくれ、さっさと家賃払えってさ」

 

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(出典:ジャンプGIGA 2019 WINTER)

ところが店の外から銃声が!星芒教が異教徒を排除しようと武器を向けます。

そこへ現れたのは次郎長とピラ子。次郎長の掛け声で一斉に攻めるかぶき町の人々。

次郎長「いきな、てめェらの帰る場所は俺達が護っておいてやらァ」

「だから、さっさと帰ってこいって伝えときな」

次郎長やさっちゃん、全蔵、そよ姫、月詠、信女、真選組とかつての仲間たちが神楽と新八の背を後押しします。

「二年前(あのとき)取り戻せなかったもの 今度こそ取り戻しましょう」

「みんなで一緒に」

 

そこへビルの上にアイドル・お通ちゃんが登場します。

「私も…みんなと一緒に戦います!!」

「この歌をこの星で戦う全ての侍達に贈ります、きいてください」

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(出典:銀魂 77巻)

テニプリっていいな〜 僕の全て〜さ

銀時「いや、よくねェだろォォォ!!」

突如流れ出したテニプリの歌に流石に銀時がツッコミを入れます。

 

「銀時、俺達は何とかここにたどりついた」

「あそこに俺達が追い求めてきたものがある」

「これから俺達には様々な困難が降りかかる事だろう」

「だが、今の俺達にとって最も恐れるべきものは」

「ページ数が足りん」

銀時「だろうな!!こんなバカやってたら、そら足りなくなるわな!!」

銀時・高杉・桂が敵を倒しながら、銀時と桂のボケツッコミが追いつきませんw

「だから俺は言ったんだ!!あと5回で終わるなんて無理だって!!」

「それをZIP!め!!わざわざニュースにしやがって、もうひきさがれんではないか!!桝めェ!!許せん」

ZIPへのディスりがさらりと入るところはさすが空知先生です。

 

銀時「俺達の戦いはジャンプGIGAからだァァ!!」

 

空前絶後前代未聞の最終回で、最後まで銀魂らしい掛け合いに爆笑してしまいました。

これコミックスを10年後に読んだ世代は何が何だかわからないんじゃないか(笑)

(続く↓)

あとがき

そして物語はジャンプGIGAへ。

この文章を書いている現在は、本当にGIGAも3回でおわるのか半信半疑です(笑)

また「おわるおわる詐欺」を期待したいような、複雑な心境ですね。

後日談でも番外編でも、幸せな3人揃った万事屋のエピソードを見たい気持ちです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!!