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『銀魂』ジャンプGIGA掲載3話(第699~701訓)の感想・考察【ネタバレ注意】

まだまだ続くよ!銀魂!

本誌が完結して、いよいよジャンプGIGAでの連載がはじまりましたね。

残り3回で本当におわるのか?!

今回は、ジャンプGIGAの全3回のエピソードを振り返っていこうと思います。

本誌の最終回(第696~698訓)のネタバレはこちら

※ネタバレを含みますので、アニメ派・単行本派の人は十分ご注意ください

銀魂 第699訓「坂田銀時と仲間たち」感想&考察

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(出典:ジャンプGIGA 2019 WINTER)

いよいよジャンプGIGAに移って、戦いも佳境へ! 

完全にドラゴン◯ールのパロディで、前回までのあらすじが紹介されます。

〜前回までのあらすじ〜

全てを終わらせるために宇宙規模の戦争を引き起こした、不死の魔人『虚(うつろ)』は、銀時らによて龍脈の渦の中に消えた。

しかし虚は地下深く龍脈の中で生き続け、二年後に辺境の龍穴に赤子の姿で生き返る。

銀時は赤子の彼と接触するも、まだ赤子の彼を手にかけるか悩んでいる内に『星芒教(せいぼうきょう)』という組織に虚を奪われてしまう。

彼らは虚を利用して完全なる不死を完成させようとしていたのだ。

だがその手に落ちる前に虚に発生した『吉田松陽(よしだしょうよう)』らしき人格が、自らの心臓を銀時に託し、星芒教に支配されるのを防ぐ。

これ以上「不死」を悪用されぬようにという、師が弟子に託した願いだった。

しかしそれも虚しく、愚かな争いは再び起ころうとしていた。

不完全な肉体を手に入れた星芒教は完全復活させるべく地球のアルタナを狙う。

暗躍していた『高杉』『桂』と合流した銀時は師の願いを叶えるため、そして師を救うため、虚の奪還を決意。

地球のアルタナを求め押し寄せる星芒教の群勢の中を進む。

決戦の地はターミナル。果たして銀時達は師を救う事ができるのだろうか。

バックには目線を隠したジャンプ主人公たち(笑)

「ここなら俺達も天下をとれる、ここなら俺達も伝説になれる」

「売れねェ新人どもに見せつけてやろうじゃねェか、俺たちの力を」

「このGIGAの鳥山明の力を」

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高杉「シルバーボールって何だ」

と、高杉のギャリック砲がさく裂し、いつもの作画へ。

高杉「願いを叶える玉か、それともてめェの首の上に乗っかってる軽いあたまか」

高杉「そんな便利な玉があんなら、俺もお前らもこんな所でのたうち回っちゃいねェだろうよ」

高杉「だが…感謝したいね、おかげで俺達ゃこうしててめェの足でここまでたどり着けた」

高杉「この手によって失ったものは、この手によって取り戻す  それが松陽の弟子(オレたち)ってもんだろ」

 

ついにターミナルにたどり着いた銀時・高杉・桂。師である松陽を取り戻すため、襲い来る星芒教の群勢をなぎ倒していきます。

心臓をなくした神(松陽)を復活させるため、地球からアルタナを吸い上げ続ける謎の機械。

桂「この世にそこまでして長生きしたい奴がこんなにいた事が驚きだよ。」

「さしたる生を送らぬものに限って生にすがるのか」

「俺は十分だよ、悲しみも喜びも今生で足りる」

「この最後の悲しみ(試練)をお前たちと越えられるなら この人生、ここで終わろうとも悔いはない」

3人はお互いのピンチを助け合いながら、敵勢力を倒していきます。

高杉「腐れ縁に、そんなバカどもに振り回されんのは…今生限りにしてェもんだ!!」

松陽先生の下にいた時を思い出し、憎まれ口をたたき合いながら微笑む3人に感無量です。

そこへ敵のバズーカ砲が放たれ、桂が銀時と高杉を庇って負傷してしまいます。

桂を抱えて逃げる銀時。敵に挟み撃ちにされた3人でしたが、突如ターミナルの外から何者かの攻撃が!

それは松平のとっつぁん率いる艦隊と、真選組の面々でした。

ターミナルに突入する真選組。戦い続ける御庭番衆や柳生一門、吉原の百華、信女やお妙。

「ターミナルを占拠する連中に告ぐ

「お前たちは包囲されている 無駄な抵抗はやめて、直ちに武器を捨て投降しろ」

「さもなくば…さもなくば、礼を言おう」

「お前達のおかげで、俺達は、この国は こんなに強くなった」

凄まじい攻防が繰り広げられる中、江戸の人々が口にしたのは天人への感謝でした。

彼らが自分たちの国を侵略しなければ、自分たちはここまで強くはなれなかったと。

あの日々はムダではなかったと語るお妙たち。

新八「ようやく言えますね」

「20年前のあの日、天人(あなたたち)に言えなかった言葉」

「侍の国にようこそ」

「ここが鋼の心をもつ、民の国です」

「歓迎しますよ」

空知先生が「銀魂のラスボスは"時代"」と言っていた通り、天人の襲来から20年。様々な出来事に翻弄されてきた江戸の人々の心がようやく前を向いて一つになった瞬間でした。

「銀ノ魂篇」もいよいよ佳境ですね。

一方、ターミナル最上階に佇む星芒教の幹部3人。長期化しそうな戦闘に、このままここに留まるか逃げるかを議論する中、虚の肉体にアルタナが結晶化した新たな心臓ができ始めています。

「我らは生かされ使われていたのだ」

「虚を復活させるために この肉体に巡る虚の因子によって」

顔の半分が虚になった星芒教の幹部たち。彼らには、とうに自分の意志などなく、教団を作ったのも、地球へ来たのも、肉体に残る虚の意志よるもの。

そして、その大いなる意思に身を委ねれば、虚の因子が強大な力を分け与えると。

一方、エレベーターで上階へと向かう銀時・桂・高杉。

到着したエレベーターを取り囲む敵を倒し、さらにエレベータのロープを伝って上へと登っていきます。

高杉「虚の心臓をわたせ、てめェの懐にはそんな心臓より似合いのもんがあんじゃねェのか」

銀時「俺ァ取り戻さなきゃならねェもんなんて、もう何もねェよ」

「失くしてたもんなら、もう戻ってきたさ」

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上から降ってきた敵に襲われ落ちていく3人。銀時は高杉の手を掴み、なんとか横穴の扉へと吹っ飛ばします。

落ちかけた銀時を引き上げる高杉。ところがその背後から、敵の凶刀が高杉を貫いてー?

銀時と高杉がお互いの心を理解し合えたと思えた瞬間、高杉に壮大な死亡フラグ!

絶体絶命の高杉は一体、どうなってしまうのか。

(続く↓)

銀魂 第700訓「鋼の心臓」感想&考察

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(出典:ジャンプGIGA 2019 WINTER)

記念すべき第700訓は、定春を救うため、宇宙を巡っていた神楽の回想からはじまります。

謎の長老(?)らしき人に、定春を見せる神楽。

激しい戦いで経た負荷を癒すため、自らを小さな球の中に封印したため、今は静かに眠らせてやったらどうだ、と言われます。

現代に戻り、激しい戦闘が繰り広げられるターミナルの中を進む新八と神楽。

「前へ進むことだけを考えろ!」と戦う真選組や見廻組の面々たち。

虚の顔をした天導衆の幹部に刃を突き立てられた高杉は、そのまま刀を引き抜くような形で首ごと切り裂かれます。

そして、ついに虚の心臓が敵の手に渡ってしまいました。

天導衆「終わりだ、松陽の弟子達よ」

「お前達に虚復活は止められぬ」

「お前たちに松陽は救う事はできぬ」

「全ては虚によって決められた運命(さだめ)よ」

そう言い放つ天導衆の顔面へ木刀を突き立てる銀時。しかしあっという間に回復してしまう天導衆の傷。

敵の返り討ちにあった銀時の横から、切られたはずの高杉が再び刀を握り、敵を攻撃します。

高杉「この朽ちかけた身体に流れるのは不老不死の因子なんぞじゃねェ」

「何度倒れても立ち上がる」

「師と兄弟子が残した松下村塾の鋼の教え」

半不老不死だった兄弟子・朧を体に取り込んでいたおかげで、なんとか動いているようです。

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一方、虚の心臓を取り返した桂。その下に駆け寄る真選組。

真選組は新八と神楽を先に行かせるために、敵を一手に引き受けます。

何度でも立ちはだかる不死者に、高杉は暴走している中枢の高エネルギーを浴びせ、アルタナを使ってその血ごと消滅させることを提案します。

高杉「俺を使え。どこまでもつか知らねえが盾代わりぐらいにはなんだろ」

高杉を囮に、ターミナルの中枢を斬りつけ、高エネルギーを放出させた銀時。

天導衆の幹部を道ずれに死を覚悟した高杉でしたが、エネルギー放射に巻き込まれる高杉を銀時は救い出します。

アルタナに巻き込まれている高杉を押し出すようにして助け、自らは天導衆と一緒に吹き抜けに落ちていく銀時。

落下しながらも銀時を斬り付けようとする天導衆でしたが、その銀時の元に新八と神楽の投げた木刀と傘が!

銀時は天導衆を中枢に吹っ飛ばし、その上から傘型の銃で打ち込みます。

銀時を心配して吹き抜けを覗き込んだ神楽でしたが、敵の砲弾が打ち込まれます。

そのとき、定春の眠った球が吹き抜けにこぼれ落ちてしまいー? 

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(続く↓)

銀魂 第701訓「帰巣」感想&考察

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(出典:ジャンプGIGA 2019 WINTER)

神楽「定春ぅぅぅぅ!!」

定春の球を追って、吹き抜けに飛び込む新八と神楽。

ターミナルの吹き抜けを落ちながら万事屋の3人と1匹が揃ったとき、ようやく定春の球が割れ、大きな定春が飛び出します。

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定春はただ万事屋に帰ってきたかっただけなのかもしれない。もう一度銀さんたちみんなで過ごせることを願ってー。

お妙「そう、定春くん、アナタもずっと 銀さんに会いたかったのね」

感動の再会...と思いきや、そのまま定春にガブッと食べられる銀さんの頭。

銀時「ぎゃあああああああ!!」

お妙「あ、違ったみたい」

着地した定春の口からは既に手しかでていない銀時。まさか食べられてしまったのか?と思ったそのとき、なんと定春の肛門から謎の老人が2人もでてきましたwww

銀時「犬は…どんなに遠く離れた所からも帰ってくる 帰巣本能ってのがあるのは本当らしいな」

「すまなかったな定春」

「バカな飼い主が、お前の帰ってくる巣を長ェ事奪っちまって」

銀さんとみんなと万事屋でいられることが何よりの定春の願いだったんですね(泣)

銀時「…ったく 俺のいねェ間に勝手にデカくなりやがって」

定春の口から吐き出された銀時に手を貸す新八と神楽。

ところが銀時はガチで半分くらいに縮んでいたw

どうやら先の2人の老人は、定春の体内で分裂した銀時の分身であったよう。

もう一度定春に食べられることで、合体した銀時(+老人2人)は、元の銀時となって復活!!

その男は 侍というにはあまりに荒々しく チンピラというにはあまりに まっすぐな目をした男だった 相も変わらず

まるで1話のような新八のモノローグが流れます。

再びターミナルの頂上に向けて走り出した万事屋。そこへ高級公用車が突っ込んできて、マダオ(長谷川さん)が登場します。

長谷川「英雄も肩書きだけで、給料がないので無職だと気がついた」

銀時達を乗せた公用車はターミナル上層に向かって走り出しました。

しかし、すでにボロボロのターミナル中枢は、アルタナを吸い上げ続けた負荷が限界を迎えます。

このままアルタナを吸い続ければターミナルごと江戸が吹っ飛ぶ。そんな状態でついに眠っていた虚の体が目を開けます。

一方、虚の心臓を巡り戦う桂と天導衆の幹部。

不意の攻撃で心臓を落としてしまった桂でしたが、天導衆の幹部が狙っていたのは最初から虚の心臓を破壊すること。

ターミナルに貼り付けられた心臓は、アルタナの力で消滅していきます。天導衆の幹部も一枚岩ではなかったようですね!

カプセルの中で大人まで成長し、復活を遂げた虚。

天導衆の幹部に対して、その首を吹っ飛ばし、「私の願いは一つだけよ 虚を消し去る事だ」と言い放ちます。

そんな虚の前に満身創痍で現れた高杉。

高杉「そりゃねェだろ」

「俺達ゃアンタを救うためだけに気の合わねェ奴等と顔つき合わせて、はいつくばりながら必死にここまで来たんだぜ」

「なのに自分(てめェ)を消す? そりゃねェだろ」

「先生、先生…なんだろ」

「そんな悲しいツラしないでくれよ」

「俺が…俺達がアンタを何者からも護ってみせる」

「だから…帰ろうぜ…先生」

「俺達と一緒に松下村塾に」

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(続く↓)

そして物語は『銀魂アプリ』へ。

最初から虚が世界大戦を起こした目的は、不死身である自身を地球のアルタナごと消滅させるためでした。

それでも師を救いたい銀時や高杉たち。

果たして虚が最後に槍のこそしたこととは何なのか⁈

まだまだ?最終局面は盛り上がりをみせそうですね。

あとがき

ジャンプGIGA 2019 WINTER vol.3」には最終回を見越した豪華声優・監督・銀魂歴代編集者達からの寄せ書きや、アシスタントさんが描いた空知先生の漫画制作現場実録レポが公開されています。

爆笑必至&銀魂の裏側が楽しめますので、興味のある方はぜひ電子版で読んでみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

最終回に向けて、「何巻から読み返せばいいのかわからない!」という方はこちら(「『銀魂』が今度こそ完結⁈アニメ・単行本派は何巻から読み返すべきかを解説!」)をどうぞ

銀魂公式アプリ
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