『クイーンズ・クオリティ』は「QQスイーパー(全3巻)」の続編で、幼い頃の記憶がない少女・文がココロの掃除屋を家業とする堀北家で、玖太郎とともに自分の運命と対峙していくお掃除ラブファンタジーです。
読んでいると自分の心と対話できるようなメンタルヘルス的な一面もあります。
「電撃デイジー」と同様にどんどん複雑になっていく物語。思わず一字一句真剣に読み込んでしまいます。
今回は、物語に一区切りついた9巻までの人物相関図と物語の時系列(年表)をまとめてみました。
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※最終回までのネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください
※一部筆者の考察も含みますので予めご容赦ください。細かいのでPC閲覧推奨です。
第1章 黒の女王とムシ遣い編(1~5巻)
人物相関図
第1章の試練は「黒い女王(クイーン)を殺すこと」。
それは「真の女王」になるために、自分の中の黒い感情を受け入れることでもありました。
ここまでの敵は"ムシ遣い"でしたが、次章からは「白の女王」と「文の過去」が解き明かされていきます。
第2章 白の女王と白虎の過去編(6~9巻)
「黒の女王」を受け入れて、晴れて「鈍色の女王」となった文。
この辺りから玄武と白虎を中心に、親族関係が大変ややこしくなってきます。
まずは各門の立ち位置(考え方)から見ていきましょう。
各門の性質
- 玄武:公平に技を用いるべくとし、女王を育て導こうとする
- 白虎 :かつての威信を失い、白の女王について何か隠している
- 青龍:権利権力にこだわり、好戦的。女王を害悪として忌み嫌う
- 朱雀:日和見主義。女王は勢力争いの道具。
人物相関図(家系図)
時系列の出来事(年表)
40年前 「新旧白虎の対立」
- 三秘(聖地・棺・白)を本家筋のみで守る旧白虎門の隠匿主義に、新白虎門が反乱を起こす
- 旧白虎門は追い出されて、残り数十名に追い詰められる。
- 当時親しくしていた玄武の当主・堀北 ミヤコが、弥太郎(12歳)と貴也(0歳)を救う。
- 「白」の依代だった「楓」を新白虎に奪われる。
- ハジメ(銀のうみへびの依代)が、楓(白の女王の依代、文の母)を手にかけようとする
- 弥太郎が兄・ハジメを殺す
この後、うみへびの依代は2回以上変わっている(うみへびには「信者」がいる)
10年前 「白虎の大病」
- 新白虎門が壊滅する
- 白の女王が、文と玖太郎を殺そうとする
- 灯子との取引により、白の女王が玖太郎の中の蛇を封印し、文は記憶をほぼなくす
- 外にでていた蛇を取り込んだ灯子は、そのまま弥太郎に自信を殺させる(灯子死亡)
- 弥太郎、文を連れて旅に出る
1年〜半年前
- 文と玖太郎が出会う
- 弥太郎、死亡
第3章 新章(10巻〜)
Comming future....
あとがき
うーん、なかなか自信ないです!全部入りきらなかった(おい)
るみちゃんとか弥太郎の変遷とか入れたかったんですがorz
親世代の下に書かれた(+◯歳)は、タカヤを0歳にした時の歳の差です。
つまりストーリー軸でタカヤは40歳。小町さんは+18歳なので...わぉ。
旧白虎については、サララが聖地への扉を開けるとき「西家白虎宗主」と名乗っているので、東家の宗主もいるのではないか?弥太郎=東家の血筋、貴也=西家の血筋だったのではないかという予想です。
もしかしたら、弥太郎&貴也が血の繋がった親戚・姻戚関係(従兄弟とか)という可能性もあります。(その場合、文と玖太郎が遠い親戚関係になる)
小さな脳みそで一生懸命作ったので、間違いがあったらやさしく教えください。
今後の新章で明らかになっていく部分もあると思いますので、随時更新予定です。
それにしても「QQスイーパー」の最初の方では、あんなにツンツンしていた玖太郎と文がついに…感無量です。今後のイチャラブ度UPも注目ですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!