『コードギアス 反逆のルルーシュ』は、サンライズオリジナルの人気SFロボットアニメです。
多分一度は見たことがあるという人も多い作品だと思いますが、
「あれ?どんなストーリーだっけ?」「結末どんなだったっけ?」
という人も多いのではないでしょうか。
今回は映画『コードギアス 復活のルルーシュ』を観る前のおさらいに、これまでのストーリーをダイジェストでご紹介します。
※映画『コードギアス 復活のルルーシュ』のネタバレはしておりませんので、ご安心ください
目次
これまでに公開されたシリーズ一覧
2期 コードギアス 反逆のルルーシュR2 全25話 (2008/4から2クール)
劇場版 コードギアス 亡国のアキト(OVA) 全5作品(2012/8~2016/2)
劇場版 コードギアス 反逆のルルーシュ I II III 全3作品(2017/10~2018/5)
コードギアス 復活のルルーシュ (2019/2)←今ココ
( )内は公開された期間
これまでに公開されたのはアニメ2作品と劇場版2シリーズ(計8作品)です。
ルルーシュやスザクが活躍する『コードギアス』のメインストーリーは、アニメの全50話。
劇場版『亡国のアギト』はスピンオフ作品、2012年から公開された劇場版コードギアスの3作品は、アニメを再構成した総集編になっています。
もし今回の映画『復活のルルーシュ』で、初めてコードギアスを観るという人であれば、アニメの全50話 or 劇場版の総集編『コードギアス 反逆のルルーシュ I II III 』3作品のどちらかを見返せば良いということですね。
それぞれのストーリーと結末
1期 コードギアス 反逆のルルーシュ 全25話
皇暦2010年8月10日、日本は大国ブリタニア帝国と地下資源を巡る戦いに破れ、占領されてしまう。
「エリア11」と呼称されブリタニア帝国の属領となった日本人は「イレヴン」と蔑まれ、ブリタニアから派遣されてくる皇族によって支配されていた。
7年後、日本に住むブリタニア人の少年・ルルーシュは、ブリタニア軍が狙う謎の少女・C.C.(シーツー)と出会う。
C.C.からギアスと呼ばれる「絶対遵守の力」を授かったルルーシュは、母親を殺したブリタニア帝国に復讐し、妹のナナリーが安心して暮らせる場所を作るため、仮面を被って「ゼロ」となる。
日本人たちを率いて「黒の騎士団」を結成し、自分の義母姉兄であるクロヴィスやコーネリア、シュナイゼルと闘うことなったゼロ(ルルーシュ)。
一方、ルルーシュの旧友である枢木スザクは、日本人ながらブリタニア軍に所属し、「正しい力でもって中から帝国を変えたい」とゼロと敵対するようになる。
クロヴィス皇子の殺害、河口湖畔における日本解放戦線の立てこもり事件、ナリタ連山でのコーネリア部隊との激突などにより戦いは激化の一途をたどる。
そんな中、C.C.を狙うギアス所持者・マオによってナナリーが攫われてしまうが、ルルーシュとスザクは共闘しナナリーを助け出す。
その後スザクは、コーネリアの妹であり平和を望む皇女・ユーフェミア(以降: ユフィ)の騎士となる。
ユフィは行政特区として日本の自治を認めること、黒の騎士団との和解を提案する。
ところが、式典会場でユフィと対峙したルルーシュのギアスが暴走、ギアスに操られたユフィが日本人たちを大量虐殺してしまうという悲劇が起こる。
~第1期のラスト~
死闘の末にコーネリアを追い詰めたルルーシュだったが、母親の死の真相はわからなかった。
戦場が混乱する中、ナナリーが囚われたと聞き、神根島に向かうルルーシュとC.C.。
ルルーシュ・スザク・カレン・ナナリーが揃った島の内部で、スザクによって仮面が弾かれ、とうとうゼロの正体が暴かれる。
「君は、最後の最後に世界を裏切り、世界に裏切られた!!」
お互いに銃を向け合い、激しく糾弾しあうスザクとルルーシュは最後の決着をつけようとする。
「スザクッ!!」「ルルーシュッ!!」
お互いの名前を叫びながら決別の銃声が響き、黒くなった画面とナナリーのアップで物語は幕を閉じる。
神根島で放たれた銃弾の末は?果たしてルルーシュとスザクに何があったのか?第1期は数々の謎を残しておわりました。
2期 コードギアス 反逆のルルーシュR2 全25話
「黒の騎士団」を先鋒とした日本人の一斉蜂起事件「ブラックリベリオン」から1年が経ち、穏やかさを取り戻した日常が訪れていた。
ルルーシュはゼロであった記憶を皇帝・シャルルに消され、弟・ロロと一緒に学校に通っている。
C.C.との再会により記憶を取り戻したルルーシュは、ロロの監視の目を盗み、黒の騎士団の残存部隊を率いて、ゼロとして復活を果たす。
(第1期のあとで)皇帝にルルーシュを差し出し、ブリタニア帝国の騎士部隊・ナイトオブラウンズとなったスザクは、エリア11に赴任する新総督となったナナリーの騎士としてゼロと相対。
そして新総督ナナリーは、ユフィの念願である「行政特区日本」の設立を再び宣言する。
ゼロは「100万人を動員」する代わりに「"ゼロ"を国外追放にして見逃す」という取引を持ちかけ、ゼロの衣装を纏った大勢のゼロ達(黒の騎士団)は、国外追放という形で巨大な海氷船に乗って中華連邦に渡る。
ところが、中華連邦の象徴・天子とブリタニアの皇子・シュナイゼルとの政略結婚が持ち上がり、黒の騎士団は危機に。
天子を攫ったゼロと黒の騎士団は、中華連邦とブリタニアを相手に戦闘に突入する。
ゼロは天子を利用しようとしていた大宦官達の思惑を利用して民衆にクーデターを起こさせ、ブリタニアは中華連邦から撤退することになった。
その後世界は、超合集国とブリタニア帝国に二極化していく。
ルルーシュは、V.V.と皇帝の戦いを経て、母親が皇帝の味方だったこと、V.V.の嫉妬により殺されてギアスの力で他人に乗り移り生きていたことを知り、皇帝シャルルを殺して、自分が皇帝になると宣言する。
その傍らにはなぜか敵対していたスザクが、ルルーシュの騎士として佇んでいた。
神聖ブリタニア帝国の皇帝として君臨したルルーシュは、逆らう者は全て殺す独裁者として世界中の憎しみを一心に集める。
シュナイゼルは真のブリタニア皇帝として亡くなったと思われていたナナリーを擁立し、ルルーシュ・スザク vs シュナイゼル・ナナリーの最終戦が繰り広げられる。
極限の空中戦の末、ついに世界はルルーシュの手の中に落ちる。
~第2期のラスト~
世界の憎しみを集め、憎しみの連鎖を断ち切ることが『ゼロレクイエム』の結末だった。
ルルーシュはユフィが霞むくらいの暴君として始末され、スザクはゼロという仮面を被ったまま生きていくことに。
血まみれのルルーシュはナナリーに抱かれて最期を迎え、物語はC.C.のルルーシュを想う独白で締めくくられる。
劇場版 コードギアス 亡国のアキト(OVA) 全5作品
『亡国のアキト』は、アニメで描かれなかった、E.U.(ユーロピア共和国連合)を舞台にした主人公たちの活躍を描いた作品です。
ブリタニアに占領された日本が属領エリア11となり日本国ではなくなったため、在E.U.日本人は難民となり収容所送りとなります。
難民の中から志願兵として特殊部隊・ZEROに所属する日本人少年達は、絶望的な戦いを強いられていきます。
- 第1章「翼竜は舞い降りた」
- 第2章「引き裂かれし翼竜」
- 第3章「輝くもの天より堕つ」
- 第4章「憎しみの記憶から」
- 最終章「愛シキモノタチヘ」
コードギアス 反逆のルルーシュ I II III 全3作品
テレビアニメから10年の時を経て。
2008年に完結したテレビシリーズ編集&新作カットを追加して再構成したスペシャルな劇場版。
この映画のために新作カットや台詞が追加されたり、ただの総集編とは一線を画す仕上がりになっており、一部声優さんも変更されています。
コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道
コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道
最新作はどんなストーリー?(ネタバレなし)
以前からファンの間で根強くささやかれていた「ルルーシュ生存説」。
(詳細はこちらからどうぞ→コードギアス考察!ルルーシュ生存の可能性と、その根拠7つを解説)
最新作のタイトルがまさに『復活のルルーシュ』ということで、その謎の答えにも注目ですね。
あとがき
コードギアスってアニメも1話1話が濃厚で、全50話見返そうと思ってもなかなか大変ですよね。
映画前にストーリーの要所をおさらいしたい、という人の役に立てば幸いです。劇場版「コードギアス 復活のルルーシュ」はAmazon Prime Videoで配信中です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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