一夏の短編!巻数の少ないSFファンタジーの名作おすすめ10選

サマーウォーズが好きです

日本の夏の風物詩といえば、青春×SFの非日常。

夏ならではのジリジリとした描写や、疾走感のあるストーリーが魅力的な名作漫画がたくさんあるんです!

今回はそんな"ひと夏の青春"を描いたおすすめ作品をご紹介します。

サマーウォーズ

高校2年の夏休み、数学オタクの少年・健二は憧れの夏希先輩にアルバイトを頼まれ、"彼氏役"として先輩の田舎に帰省することに。ところが謎のAIの暴走によりネット空間は大変なことになっていてー?

夏になると必ず読みたくなる作品の一つです。

アニメのストーリーに忠実なのはもちろんのこと、ゲームの設定やキャラの細かな様子も描かれていて映画しかみたことのない人にもおすすめできます。全3巻。

ぼくらのよあけ

2038年、宇宙が大好きな少年・ユウマは、オートボット・ナナコに乗り移り、宇宙に帰りたいという謎の人工知能と出会う。団地の屋上で、謎の"彼"を宇宙に返すための極秘ミッションが始まったー

団地を舞台に繰り広げられる、ひと夏の青春SFアドベンチャー。

作り込まれた近未来の世界観と、等身大の子どもたちの奮闘にわくわくがとまりません。

人工知能と小学生たちの"未知との遭遇"による、夢と現実と希望が詰まったストーリーは必見です。全2巻。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

死んだはずの幼馴染が、幽霊になって帰ってきたー

小学生の時に仲良く遊んでいた超平和バスターズの面々は、そのメンバーの1人・めんまの死をきっかけにバラバラになってしまう。

高校生になった“じんたん”こと宿海仁太(やどみ・じんた)の前に現れた幽霊のめんま。めんまの"お願い"を叶えるため、じんたん・あなる・ゆきあつ・つるこ・ぽっぽの5人の止まった時間が動き出すがー

オリジナルアニメとして話題になった人気作のコミカライズ版。

イラストの雰囲気がピッタリで、アニメで内容を知っていても泣かされました。全3巻完結。

海獣の子供

夏休み早々、部活で問題を起こして居場所を失ってしまった少女・琉花は、ふいに訪れた夜の海で、不思議な少年「海」と出会うー

次々と起こる不可思議な事件。謎の世界を行き来する少年少女の冒険ファンタジー。

海の生き物たちをメインに、夏の日差しや生命の神秘を感じられる迫力のある作品です。全5巻。

Silent Blue

隕石によって湖に沈んだ"街"と"記憶"。失われた記憶を取り戻すため湖に潜り続ける"あおこ"は、さまざまな人々と出会いながら湖のそこを目指すー

良質な映画を観たような、心に残るSFファンタジー。

湖の底という暗く未知の世界と人々の想いが交錯して、不思議な情景が広がります。全1巻。

神様がうそをつく。

東京から転校してきた小学6年生の七尾(ななお)は、新しい環境でなかなか上手くいかない。

そんな時、大人びたクラスメイト・鈴村理生(りお)の、誰にも言えない秘密を知ってしまうー

小学校最後の夏。精一杯大切な人を守ろうとする2人の切ない青春ストーリー。

メインは小学生ですが、大人こそ読みたい一冊です。全1巻。

人魚王子

義兄とうまくいかず、東京から南の島に転校して来た麦は、おばあから願いを叶えてくれるという人魚の噂を聞くー

「人魚王子」を含む3作品を収録したオムニバス集。

ファンタジー要素もありながら、現実に胸に刺さるような言葉の数々。

10代の少年少女たちの複雑な感情に心揺さぶられます。

子供はわかってあげない

マイペースな水泳部員・朔田さんと、絵が上手な書道部部員・門司くん。

ある日、屋上で絵を書く門司くんを見つけた朔田さんは、何の因果か小さい頃に会えなくなった父親を、門司くんのお兄さん(探偵)に探してもらうことになってー

出会ったばかりで、お互いのことを何も知らない2人が過ごす夏を描いたボーイミーツガール物語。

大人の事情、同級生の関係、家族愛…読めば読むほど味のある名作です。上下巻完結。

花と嘘とマコト

死んだはずの「マコト」と一緒に暮らす少女「ハナ」。徐々に崩壊していく歯車の行方とはー

2人の少女が過ごした悲しいひと夏の物語を綴った青春ジュブナイル。

突飛なはじまりから、少しずつ明らかになるハナとマコトの真実…。ゾンビと人間の非日常サスペンスです。

時をかける少女

ループものの代名詞といわれる夏の名作。

これまでに漫画も何作か出版されていますが、「時をかける少女―TOKIKAKE 」は

細田守監督の大ヒットアニメ映画をベースにした作品です。

高校2年の紺野真琴が巻き起こすドタバタ劇と、切ない青春をもう一度楽しみたい方におすすめ。

あとがき

『ひと夏の青春』を描いた作品って名作が多いですよね。

もう二度と戻れないとわかっているからか、夏という期間のせいなのか、妙にセンチメンタルな気持ちになります。

気になった作品があれば、ぜひ読んでみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!