マジで面白い!実写映画化が成功したと思う漫画ベスト10

漫画・アニメの実写化が相次ぐ中で、最近では、成功作と失敗作の2局化がみられるようになりました。

今回は、個人的にも興行的にも実写化が成功したと思う漫画をランキング形式でご紹介します!

無料視聴できる動画サイトもあわせて紹介しているので、まだ観たことがない方は、ぜひ参考にしてみてください。

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10位 新宿スワン

綾野剛×園子温監督の最強タッグ!

原作は、新宿・歌舞伎町を舞台に、スカウトマンとしての男たちの熾烈な争いを描いた人気漫画。

原作とのギャップやエピソードの欠落は多少否めませんが、最後まで疾走感のある映画に仕上がっています。 続編が作られるのも納得の面白さです。

9位 NANA

 

2人のNANAの出会いと人生を描いた本作は、原作漫画は男女問わず読まれている人気作。

映画では第1部の主演キャスト、大崎ナナ(中島美嘉)と小松奈々(宮崎あおい)がイメージ通りと絶賛されました。

特に中島美嘉の、その高い歌唱力が発揮された鳥肌の立つライブシーンは必見です。主題歌含め、歌がすべてよかった!というのもこの作品の魅力ではないでしょうか。

また、男性陣のキャストに本城蓮(松田龍平)・寺島伸夫(成宮寛貴)・岡崎真一(松山ケンイチ)と、いまでは主役級の俳優の過去作品としても面白い。

興行収入40.3億円と、2005年当時、社会現象を起こすほど大ヒットした作品です。

8位 DEATH NOTE

 

今でこそ当たり前ですが、DEATH NOTEは2006年に邦画史上初の『前・後編連続公開』がされた作品であり、興行収入は前編28.5億円、後編52.0億円と合計80億円近くとなりました。

L役として完璧な演技を魅せた松山ケンイチが素晴らしく、いま観ても彼の演技は圧巻です。

2008年にはLに焦点を当てたオリジナルのスピンオフ映画『L change the WorLd』が公開。スピンオフ作品にも関わらず、興行収入は31.0億円となりました。松山演じるLの人気がどれほどのものだったかを物語っています。

2016年には正当な続編として、「人間界で同時に存在していいデスノートは6冊まで」という、いわゆる「6冊ルール」を生かし、次世代の闘争を描いた『Light up the NEW world』が公開。

そもそも原作の世界観が秀逸すぎて、どんな風に実写化しても面白い作品になってしまう気がします。

7位 ピースオブケイク

 

女性におすすめの実写映画、特に20・30代といえば、間違いなくこの映画です。

多部未華子が、恋愛依存で、流されるままに男を受け入れる“ダメ女”を演じています。

男くさい京志郎(綾野剛)との大人の恋は、ワンシーンごとにドキドキする魅力がいっぱい。

興行収入は3.11億円と成功しているとは言えない作品ですが、動画サービスでは人気なようでよく配信されています。

恋愛や結婚の価値観に振り回されて人生に疲れた、なんてときに如何でしょうか?

6位 大奥~永遠~

原作はよしながふみ先生が描く漫画、“男女逆転”の大奥。

菅野美穂と堺雅人が狂ったような男女の愛憎と悲哀を熱演しました。

個人的に主演2人がその後夫婦となったのは、原作とは関係ないですが綱吉と右衛門佐が報われたようで嬉しかったです(泣)

原作はとにかく辛い本作を、映画は華やかに救いのある作品に仕上げています。

思いっきり泣きたい時にぜひ観てみてください。

5位 ソラニン

漫画をはじめて読んだ時に、この作品はまるで映画だなと思ったのを思い出した。

浅野いにおの人気コミックを、宮﨑あおい&高良健吾共演で映画化した恋物語。

監督は「僕等がいた」や「アオハライド」などの実写化もされている三木孝浩監督です。”切なさ”と”青春”を切り取った作品では定評のある監督ではないでしょうか。

同棲している恋人たちの日常と、思いもよらない現実が、夢みたいな映像でリアルに描かれています。

当時、宮﨑あおいがギター演奏と歌声を披露したことでも話題になりました。

4位 海街ダイアリー

鎌倉に暮らす3姉妹と異母妹の末っ子。突然始まった4人の共同生活の中で、変化していく家族の絆を描いた物語。

鎌倉という実際に存在するロケ地や、食事のシーンなどが丁寧に作り込まれていて、そこで暮らす人々の生活が画面からにじみ出ているような錯覚に陥ります。

ヒューマンドラマの中では興行収入16.8億円と圧倒的。監督はのちに『万引き家族』でパルムドール賞を受賞した是枝裕和監督で、原作を知らない多くのファンを獲得しました。

3位 銀魂

 

実写化にあたりキャラの容姿再現が困難な作品だと思われましたが、ファンの期待のさらに上を更新しました。

キャストに、坂田銀時(小栗旬)、志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)、妙(長澤まさみ)、桂小太郎(岡田将生)、近藤勲(中村勘九郎)、土方十四郎(柳楽優弥)、沖田総悟(吉沢亮)...。

メインから脇役に到るまで書ききれないほど、主役級のイケメン・美女が勢ぞろいです。

原作で人気の高い長編エピソードと短編エピソードを上手く組み合わせており、笑いあり、涙ありの最後までテンポの良い作品に仕上がっています。

第1部の興行収入は38.4億円。第2部もそれを上回る勢いで伸びているので、続編にも期待ですね。

2位 寄生獣

1990年代に一世を風靡し世界的な大ヒット『寄生獣』を原作とした作品。

『永遠の0』を手がけた山崎貴監督と染谷将太の熱演という、これまた最強タッグです。

原作ファンからも評価が高く、特殊によるパラサイトの演出は言葉を失うほど。俳優陣の演技も素晴らしく、生身の人間とCGがここまで違和感ない技術に脱帽しました。

興行収入は、前編:20.2億円、完結編:15.0億円となっています。

グロい描写もありますが、ぜひ映像技術の粋をみて観いただきたい作品。

1位 のだめカンタービレ

 

実写化では、原作ファンに受け入れられるか or 新しいファン層を獲得できるか、が鍵になってくると思いますが、これはどちらも上手くいった究極のパターンではないでしょうか。

原作を忠実に再現しながらも、コミカルな部分はより面白く。のだめと千秋の主演2人は特にハマり役でした。

ラブコメディとしてドラマで夢中になり、原作を読み始めた人も多かったはず!

最終章では、映画ということでカットされたシーンもいっぱいありましたが、それでも原作ファンも大満足の仕上がりになっています。

原作・アニメ・ドラマ/映画をどんな順番に鑑賞しても楽しめますよ!

原作では、24~25巻で『オペラ編』として、その後が描かれていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

あとがき

いわゆる実写化成功の鍵は、”キャストがハマるか”によるところが大きいでしょう。

次いで、監督・脚本の構成力、雰囲気がポイントになるのではないでしょうか。

実際に上位3作品は、原作をより面白い作品へ昇華させていることが、興行収入とファンを獲得した成功の秘訣のような気がします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!