2014年に連載開始した大人気マンガ『僕のヒーローアカデミア』(通称ヒロアカ)。
ここでは単行本派の筆者が、巻ごとの主要な出来事を時系列でまとめています。
アニメから入った方も多い作品だと思うので、アニメシーズン毎のエピソード範囲も記載しています。
「あのシーズンどこまでだっけ…?」 「久しぶりに読みたいけど続きがわからない」なんて時にご活用ください。
『僕のヒーローアカデミア』シーズン1
1〜3巻(No.1〜21)雄英高校入学・USJ襲撃編
世界人口の約8割が超常能力「個性」をもつ超人社会で、無個性の少年・緑谷出久(デク)は幼い頃からオールマイトに憧れていた。
ある日、幼馴染みで“優秀な個性”を持つ爆豪勝己が敵(ヴィラン)に襲われ、緑谷は思わずなりふり構わず救おうとする。憧れのオールマイトに『ヒーローとしての素質』を認められた緑谷は、厳しい修練の末に超難関の雄英高校ヒーロー科に入学する。
しかし教員となったオールマイトを狙って、死柄木弔の率いる敵連合が雄英を襲撃。災害救助訓練中だった1年A組の面々は、USJでヴィランの脅威に立ち向かう。脳無と激闘したオールマイトはヒーローとしての活動限界をさらに縮めることになってしまった…
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シーズン2
3〜5巻(No.22〜44)雄英体育祭編
将来のスカウトへの大きな布石となる雄英体育祭がはじまった。緑谷はオールマイトに呼び出され、自分の後継者として体育祭で名を轟かせてほしいと頼まれる。
障害物競争、騎馬戦と予選を通過したは、決勝トーナメントの2回戦で轟と対決。父親のエンデヴァーを否定するために左側の炎を使おうとしない轟に緑谷は「きみの力じゃないか!!」と檄を飛ばす。(No39 轟焦凍:オリジン)
ヒーローへの本来の憧れと母の願いを思い出した轟は全力で緑谷とぶつかり、緑谷は場外まで吹き飛ばされて敗退してしまった。
爆豪は麗日・常闇に順調に勝利し、いよいよ決勝最終戦。
爆豪vs轟の戦いは、轟が緑谷に見せたような全力を出せないまま爆豪の勝利となる。
1年生の結果は1位爆豪勝己、2位轟焦凍、3位常闇踏影となり、不本意な1位に爆豪は喚き散らすのだった。
6〜8巻(No.45〜69)保須市襲撃事件編
職場体験がはじまり、緑谷はオールマイトの恩師であるグラントリノに指名され、彼の下で「ワン・フォー・オール」を使いこなすための訓練をする。
一方、飯田は兄・インゲニウムを襲撃したヒーロー殺し・ステインを探し出すために保須市に職場体験に来ていた。ちょうど緑谷が通りかかったとき、保須市に死柄木弔とステインそして3体の脳無が現れて街中がパニックに陥る。飯田のピンチに駆けつけた緑谷と轟は、暴走する飯田を叱咤し、3人で力をあわせてステインを倒す。
・期末試験で緑谷と爆豪がコンビを組んで、オールマイトと対戦する (7巻No.60〜62)
・ショッピングモールに現れた死柄木弔が、緑谷に「オールマイトを殺す」と告げる (8巻No.68)
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シーズン3
8〜11巻(No.70〜95)夏の林間合宿・神野区の悪夢編
本来2年生で取得する仮免を1年で取るために、雄英は“個性”を伸ばす為の林間合宿を決行。ところが生徒たちは訓練中の森の中で、またしても敵連合の襲撃にあう。
緑谷は少年・浩汰を敵・マスキュラーから命がけで守るが、敵連合の本来の目的であった爆豪を目の前で攫われてしまった。
悔しさを抑えきれない緑谷や切島は、その夜「戦闘はしない」という約束で爆豪のもとへ向かう。爆豪をヴィランへとスカウトする連合だったが、そこへオールマイトやプロヒーローたちがアジトを襲撃。
しかし、姿を現した巨悪の根源「ワン・フォー・オール」によって、オールマイトは世間に消耗した姿をさらしピンチに陥る。
爆豪を"掻っ攫って"戦場から離脱した緑谷たちのおかげで、オールマイトとオール・フォー・ワンは全面衝突。オールマイトは活動限界を超えて最後の力を出し尽くし、平和の象徴は世界から消えてしまった…
11〜14巻(No.96〜121)プロヒーロー仮免試験編
度重なるヴィランからの襲撃から生徒を守るため、雄英は全寮制を決意。反対する緑谷の母親にオールマイトは頭を下げる。(11巻No.97)
仮免試験の日。当初、雄英は他校の上級生から狙われるが一丸となってこれを撃破。救助も含めて1年とは思えない活躍を見せる。
ところが二次試験、爆豪と轟は自分本位なケンカや暴言が原因となって不合格に。(2人以外は合格) 敵連合の活性化を危惧する大人達によって3ヶ月の補講の機会を与えられることになった。
・緑谷と爆豪が喧嘩して、爆豪に「ワン・フォー・オール」の力の継承のことがバレる (13巻No.116~119)
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シーズン4
14〜18巻(No.122〜168)ヒーローインターン編
仮免試験に合格した緑谷らは、職場体験の発展系であるヒーローインターンに行くことに。
緑谷は説明にやってきたヒーロー科3年の通形ミリオの紹介で、オールマイトの元サイドキック・サー・ナイトアイの下でインターンを行う。
ところがパトロール中にエリ(壊理)という少女とぶつかった緑谷は、明らかに様子がおかしい彼女をその場で助けることができなかった。(14巻No.128)
極道・死穢八斎會の若頭オーバーホールは「巻き戻し」の個性をもつエリを"個性を消す銃弾"の材料として利用していた。
全国から集められたヒーローたちによる大規模な潜航捜査が行われ、緑谷とミリオはいよいよ強制捜査の現場へと踏み込む。しかしそこに待ち構えていた敵連合と激しく激突、ミリオは個性を消す銃弾を受けながらも命がけでエリを救出する。
緑谷は100%の力でオーバーホールと闘って勝利するが、重傷を負ったナイトアイは病院でオールマイトと再会し、そのまま息を引き取る。
・爆豪と轟の仮免補習 (18巻No.164~167)
19〜20巻(No.169〜183)雄英文化祭編
雄英高校の学園祭が近づき、1年A組はダンスとバンドの舞台をやることに。緑谷は入院中のエリを招待する。
文化祭当日、買い出しに出た緑谷は、動画投稿サイトに犯罪行為をアップするジェントル&ラブラバと対峙。雄英を襲う計画を立てている2人を、文化祭を台無しにされたくない一心で全力で止める。ギリギリステージの時間に間に合った緑谷、文化祭は大盛況のうちに無事に幕を閉じた。
20〜21巻(No.184〜193)新たな驚異・脳無:ハイエンド編
・ヒーロービルボードチャートランキングが発表される(20巻 No.184)
No.1ヒーローとなったエンデヴァーは、No.2ホークスの誘いを受けた地方でパワーアップしている新たな脳無と対峙。それは再生などの強い個性をもつハイエンドと呼ばれる個体だった。
辛くも勝利したエンデヴァーによって新たなヒーロー時代の幕が開けた。一方、緑谷は不思議な夢に悩まされていた…
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シーズン5
21〜23巻(No.194〜217)B組との合同戦闘訓練編
緑谷がみる夢、それは「オール・フォー・ワン」とその弟が過ごした過去の記憶であり、過去の8人の継承者達の意思でもあった。
ランダムに決められた4人1組でのA組とB組の合同戦闘訓練の最中、緑谷は「ワン・フォー・オール」歴代の継承者の個性の1つ"黒鞭"を発現する。
ヒーロー科への編入を希望している普通科の心操人使の個性のおかげで暴走を食い止められた緑谷。今後、デクは過去の継承者達の持っていた6つの力を受け継ぐことになることが明らかとなる。
・上記の訓練は、普通科の心操がヒーロー科に転入する試験を兼ねていた
23〜25巻(No.218〜242)敵連合 vs 異能解放軍編
死柄木弔たち敵連合の前に、突如オールフォーワンを仰望するギガントマキアが現れる。
死柄木は脳無を作り出すドクターの手を借りるため、ギガントマキアを屈服させるために壮絶な戦いを繰り広げていた。
そんな最中、リ・デストロ率いる10万人以上の構成員を持つ異能解放軍が敵連合に宣戦布告し、泥花市で激しくぶつかる。
覚醒した死柄木は直接触れずとも広範囲に渡ってすべてを崩壊させ、ギガントマキアは屈服し、異能解放軍は敵連合と融合して『超常解放戦線』となった。
・爆豪と轟が補講から仮免試験に合格し、その後インタビューを受ける(25巻No.241)
・みんなでクリスマス(25巻No.242)
25〜26巻(No.243〜258)冬休みインターン編
冬休み。出久と爆豪は、轟と共に現No.1ヒーローのエンデヴァーの事務所にインターンに向かう。
それぞれが課題克服に挑戦する中、エンデヴァーは二重スパイとして暗躍するホークスから、敵が新たな脅威となったことを知る。
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※ちなみにシーズン5のアニメは「B組との合同訓練」→「冬のインターン」→「異能解放戦線」で原作と順番が違うよ!
シーズン6
27〜31巻(No.259〜305)ヒーロー全員出動編
ホークスのおかげでヒーロー側は各地を襲撃しようとする敵の計画をいち早く知ることができた。
脳無の製造者であるドクター(殻木)のいる蛇膣病院と、『超常解放戦線』が集結する群訝山荘にヒーロー達が集結し、先手をとって襲撃を仕掛ける。
雄英1年生も援護と避難誘導を主として参加。ところが探索(サーチ)の個性を手に入れた死柄木は「ワン・フォー・オール」を取り込むべく緑谷を狙う。
緑谷は囮となって誘導し、ヒーロー達は相澤の個性(相手の個性を消す)を駆使してなんとか戦うも、緑谷を庇って爆豪が重傷を負い、オール・フォー・ワンに侵食された死柄木も逃してしまった。
戦いの最中、敵連動の荼毘は自身がエンデヴァーの息子であることを世間に公表し、ヒーローの信頼を地に落とす。
※以下、オール・フォー・ワン=AFO!
31巻〜(No.306〜) 終章
みんなに迷惑をかけたくない緑谷は雄英を去り、自身を囮にオールマイト及びトップヒーロー達(エンデヴァー・ホークス・ジーニスト)と死柄木達を追っていた。
次第にひとりで"ダツゴク"と対峙しボロボロになっていく緑谷の前に、心配した1年A組のクラスメイトが迎えに来る。
振り切ろうとする緑谷だったが、皆はそれぞれの思いで追撃&説得、爆豪が自身の本心を明らかにして謝罪すると緑谷は力尽きて倒れてしまった。(33巻No.322)
麗日のおかげで雄英に戻って休めることになった緑谷。
死柄木(+AFO)との総決戦に備える中、アメリカからオールマイトを尊敬する米国No.1ヒーロー・スターストライプが独断専行で来日。しかし激闘の末、死柄木(+AFO)に大ダメージを与えて亡くなってしまう。
スターストライプのおかげで時間を得た雄英だったが、そこで青山一家がAFOと繋がっていたことが判明して…?
続く…
あとがき
いよいよ完結間近…!といっても、32巻時点で堀越先生が『終章は5巻くらい(でおわる)の予定だった』とおっしゃっていますが、ちょっと長くなりそうな予感はしますね。(40巻くらいかな…)
何はともあれヒロアカが終わったら確実にロスになることは必須なので、堀越先生の納得いくまで描ききってほしいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!