『高嶺と花』最終回が怒涛の展開!18巻あらすじや感想をネタバレ考察

花とゆめで大人気の『高嶺と花』がついに全18巻で完結しました。

いやぁ笑った。少女漫画で毎話ここまで爆笑したのは初めてです。

今回はこれまでのあらすじと最後どうなったのかをざっくりとご紹介します。

「途中まで読んでいたけど内容忘れてしまった」「最終巻前におさらいしたい」という人は途中まで読んでみてください。

それではどうぞ!

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これまでのあらすじ

男の気を引くのに、顔塗りたくる女は好きじゃない

姉の代わりに出席したお見合いで、父の勤め先の御曹司・高嶺にカツラを投げつけて気に入られてしまった花。

円満に破談になるはずが、「お前のことが気に入った」と言いだした高嶺とそのままお見合いを続けることになる。

(出典:高嶺と花 1巻)

負けず嫌いで大人気ない高嶺は、花を屈服させようと高級レストランやクルージングディナーに連れまわす。

花は高嶺が"姉の身代わり"ではなくはじめから"高校生の花"と向き合っていたことを知って見合いを継続することに。

鷹羽財閥のパーティーや霧ヶ崎の暗躍などを乗り越えていく徐々に仲良く(?)なっていく2人。

ところがある日高嶺は会長である祖父に全財産を没収され、底辺の底辺に落ちてしまう(6巻)

(出典:高嶺と花 6巻)

慣れない貧乏生活に苦しむ高嶺の面倒をみるうちに、花は高嶺への恋心を自覚。

一方で高嶺は、花の支えの甲斐あって徐々に仕事で成果をあげるようになる。

高嶺と花が微妙な関係をさまよっている頃、見合いを進めたい会長によって高嶺は野々村家と豪邸で一緒に暮らすことに。

花は幼なじみのおかモンから告白され(9巻)、酔った高嶺に鼻キスされるなど混乱の渦にのまれる。

(出典:高嶺と花 10巻)

アメリカから帰国した高嶺の従兄弟・八雲は、高嶺の弱みを握るために花に接近。

本当の見合い相手が縁ではなく花だと知ると、高嶺を蹴落とすために花を誘拐してしまった(11巻)

おかモンと高嶺の力によって救出された花。

怪我をした高嶺は搬送先の病院で花への想いを自覚し告白するが、死にかけた後の能天気な告白に花は断ってしまう。(12巻)

(出典:高嶺と花 12巻)

花の気持ちを無視して怒涛のアピールを繰り出す高嶺。

疲れきった花をみかねたおかモンと付き合っているふりをするが、高嶺に向き合って本心を聞いた花は高嶺の告白を承諾する(13巻)

数々のすれ違いを経て、ようやく恋人同士になった2人。

沖縄で遭難したり、来日した高嶺母と高嶺のわだかまりを解消したりと慌ただしい毎日がすぎていく。

ある日、高嶺を崇拝するいとこの大海(ひろみ)は、高嶺をいじめる両親に反発して家出。

高嶺と花の交際に勘付いた叔父・狭谷(きょうや)だが、大海は「父さんに守ってもらわなくても高嶺兄さんより立派になるから」と高嶺への嫌がらせをやめるよう説得する(16巻)

年末に九州にいる花の祖父母への挨拶もおえた花たち。

高嶺は会長に本社に呼びだされ、いよいよ役員として鷹羽グループ本社に返り咲くことに。

しかし、そこには同じく本社役員に任命された従兄弟・花を誘拐した八雲がいた。

(出典:高嶺と花 -鷹羽の家系図-)

会長の後継者をめぐる土俵に上がってきた高嶺を蹴落そうする叔母・氷冴世(ひさよ)。

高嶺のロリコン&痴漢疑惑をでっち上げようとするが、八雲は母親を出し抜いて阻止する。

ついに野々村縁としてのお見合いをおわらせる日がやってきた。

決死の覚悟で会長に打ち明けた花たちだったが、会長ははじめから見合い相手が花だと知っていたという。

「花が高嶺の生涯守るべき宝になるかもしれない」そう考えて見合いを継続させていた会長は2人の交際を快く認める。

ところが覚悟を示す演出のために持ってきた「婚姻届」を会長がそのままだしてしまった!

スキー場で愛を叫ぶ高嶺。本当に籍を入れてしまった2人。

どうなる最終巻⁈

 

 

ここから最終回のネタバレがあります

 

↓ ↓ ↓

 

最終18巻は怒涛の展開⁈最後はどうなった?

(出典:高嶺と花 18巻)

友人の水希と光子そしておかモンに、高嶺と結婚したことを報告する花。

誘拐・遭難ときた大事件のあとの報告に身構えた面々だが、あっさり祝福する。

高嶺の友人や母にも報告し、これまでと何も変わらない日々が続いていくと思っていた矢先。

会長から結婚祝いにマンションをプレゼントされ、半強制的に二人で同棲することに。

親族への入籍発表が必要だという会長は、「夫婦としての絆を確かなものにすること」と最後の試練を言い渡した。

ドキドキの新婚生活のはじまり…と思いきや、一周まわって冷静になった花は驚くほど平常運転。

倦怠感あふれる新妻を抱きしめた高嶺に、ようやく二人は少し素直になる。

高校生としての花の生活を守りたい高嶺に対して、積極的に家事をしたり夫婦の絆を深めようとする花。

いつか「会長と高嶺の母・十和子が揃った結婚式をしたい」という花は、十和子が安心して出席できるよう、鷹羽の面々を認めさせようと決意する。

(出典:高嶺と花 18巻)

高嶺に頼られる頼もしい大人を目指して受験勉強をする花は、いつか高嶺を車の助手席に乗せる未来を想像する。

いよいよ入籍発表、いわゆる披露宴の日がやってきた。

高校生との入籍をヒソヒソと噂する会場の人々。

しかし明るいルチアーノファミリーや大海は花たちの味方。
さらに「タカバHD役員、現役JKと入籍で物議」と記事をだそうとする記者を八雲が牽制する。

披露宴で花とのこれまでの馴れ初めを説明する高嶺だが、「花はその席に座るのにふさわしいと思っているのか」と質問が飛ぶ。
花は「(高嶺が選んだものに)少しもひけ目はありません」と、堂々と高嶺の横に立つ。

花たちをみた会長は「陸人(高嶺の故・父)がいないもどかしさをあの子たちにぶつけるのはやめにしないか」と鷹羽の親族に語りかける。

入籍発表から半年後、花は無事に大学に合格して高校を卒業する。
おかモンはサッカープロデビューを控えてすっかり有名人に。

そして迎えた花と高嶺の結婚式。鷹羽でつらい思いをしてきた十和子の前に会長が現れる。
「娘に苦労をかけて父親失格だ」と謝罪する会長に、十和子は会えた喜びを伝えた。

結婚式でも相変わらずな言葉の応酬が止まらない2人。

特盛りの宝石がついた結婚指輪にドン引きした花は、ますます文句の言い合いになる。

(出典:高嶺と花 18巻)

すっかりいじけてしまった高嶺だったが、花はそっぽを向く高嶺のネクタイを引っ張って無理やり誓いのキスをぶちかます。

嘘のお見合いからはじまった二人の恋は、こうしてこれからも続いていくのだ。

END

最終回の感想

どこかで見たような花の強引なキスで、しっかりオチがついた最終回!笑

最後の最後まで振り回される高嶺さんはこれからも花の尻にしかれていくのでしょう。

14巻で付き合っても、なかなか甘くならなかった2人。

そもそも10歳の年の差とこれまでの皮肉の応酬を考えて「この2人のイチャイチャシーンはみられるのか…?」と思っていましたが、17〜18巻は花の成長も感じられて2人らしいイチャ甘展開に悶絶でした。

ルチアーノの仮装パーティーがあった16巻(86話)や最終18巻では大人になった花の姿も描かれて、未来の二人の様子が想像できて楽しかったです。

(出典:高嶺と花 16巻)

花めちゃくちゃ美人になる予感がしますよね。おじさんになった高嶺さんがヤキモチ焼きそう。

18巻限定版には後日譚も描かれていますので、ぜひ読んでみてください。

あとがき

残念なイケメンを振り回すJK。そして爆笑の言葉の応酬。

毎話読むたびに3回以上吹き出してしまう最強のラブコメディでした。

嫌なことも吹っ飛ぶくらい笑えて、何度読んでも面白いこの作品に出会えて幸せです。

師走ゆき先生の次回作も楽しみ!

まだ読んだことのない方はぜひこの機会に一気読みしてみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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